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1121、「優遇措置」は「実力者に対する差別」である

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表題には2つの意味がある。

 

 

実力のない奴を優遇することは、本当に実力のある人から機会を奪うことに等しい。

 

実力のない奴を優遇することで、実力ゆえに評価された人の名誉や名声にキズがつくことになる。

 

 

 

まあ、当たり前すぎる話だからシンプルにいこうか。

あ、これは映画の話題っていったほうがいいかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

アベンジャーズがあれこれやってる中で、

女ヒーローがドヤァ・・・って登場されると、

「ああ、これもポリコレか」と白けてしまう。

 

普通に考えて、「女が強い」ってのは、なあ・・・うん。

女の脚って僕の腕より細かったりするんだぜ?

細腕通り越して痩せ腕どころじゃない生き物が、男の僕より強い・・・?

 

まあ、「まっとうな男」であれば違和感の塊にしかならんよね。

金メダリスト級の女性は、男子中高生並みの体力しかないんだし。

 

とはいえ、たとえば「スカーレット・ウィッチ」は原作の設定からいっても最強クラスの大御所で、

なろう系主人公もビックリなチート能力を複数持っている。

理論上、やろうと思えば何でもやれるはずだしな。

 

まあ、その何でもアリなチート諸君を上回るチート通り越してアタマ悪いレベルで勝ち目のない悪役と戦うのが、

アメコミなりアベンジャーズなり、なんだけどさ。

 

それでも、ねえ・・・

 

 

 

 

 

 

「強くてカッコいい女性」の象徴として、たとえばスカーレット・ウィッチを連れてくるのなら、

当然、何をやっても相手を圧倒するっていう描写が要るわけだろ?

 

女性からすれば応援したくなるヒーローの代表例なわけで、

ブサイクとか大根役者とかを連れてくるわけにはいかない。

で、まあ順当に美女枠になるわけだが・・・

 

美女枠になると、強烈な制約がつくんだよな。

それこそ、ボンドガール女優にチョイ役を任せるわけにはいかなくなる。

 

ハル・ベリーが2000年にX-MENに出演したわけだが、

2001年にアカデミー賞主演女優省を受賞し、2002年の007ダイ・アナザー・デイでボンドガールになったら、

2003年のX-MEN2での扱いが、そりゃもうびっくりするくらいめちゃくちゃ豪華になったからね。

 

まあ、X-MENでいうストームっていうキャラは作中最強候補だから、

ストーム役がショボい女でショボい扱いってほうがむしろ違和感バリバリなんだけどさ。

ちなみにストームという女性キャラは黒人枠でもあり、最も有名な黒人女性キャラの筆頭候補でもある。

 

それはさておき。

 

女性ヒーローは美女枠で出てくるから、「ボッコボコにブン殴られたが大辛勝」という描写は、事務所的にもNGになる。

だからどうしても、

謎パワーや魔法的なもので遠距離から一方的に嬲り殺しにして圧倒する、っていう描写しかできなくなる。

 

そうなると、まあ、リアリティの欠片もないよな。

謎パワー合戦なら謎補正でさっさと勝てよ、って思っちゃうから。

 

ムキムキマッチョなオッサンやニーチャンが強いなら説得力はあるけど、

鍛えてこそいても明確にスレンダーな美女枠の女性が強いって言われても、

こいつ間違いなく俺より弱いぞ、としか見えないからな、少なくとも平均的な男からすれば。

 

 

 

 

そのうえ、

その種の「女性ヒーローだって強いんだぞ!」アピールをされると、

「じゃあもう最初っからお前らだけでやれよ」っていうごもっともなツッコミが入っちゃうんだよね、全自動で。

 

ましてや肉弾戦でボッコボコにされて苦戦しているヒーローたちを差し置いて、

唐突に登場して遠距離から苦戦はおろかホコリ一つつかないまま圧倒するくらいなら、

なんで今まで出てこなかったんだ、っていう・・・

 

「女性を活躍させる」っていう、実力に見合わない描写をブッ込むせいで、

どんどん白けてきてしまうんだよな。

 

そうやって、強そうに見えないヒーローを謎パワーで活躍をさせるから、

他のヒーローはどんだけ弱くて無能なんだよ、という話になってしまう。

 

女性ヒーローを聖域として隔離したうえで絶賛しようとするから、

汗と埃と血にまみれて戦う男性ヒーローたちが、ただの噛ませ犬にしかならない。

 

これって、女性から見ても違和感あるんじゃないかなあ?

 

ムキムキマッチョな大男よりモデル体型のスレンダーな女のほうが強いって言われても、

じゃあ実際にヘビー級ボクザー連れてきて、一番人気のある女性格闘家と戦わせてみようじゃん?

まあ、無理だよね。勝ち目がないどころか撲殺事件になっちまう。

 

 

 

 

まとめると、問題点は4つあるんだ。

 

1、そもそも「女は強い」と言われても万事において説得力がなさすぎる

2、女の強さをアピールするために男たちが雑魚扱いされることになる

3、謎パワー(魔法や超能力など目に見えないもの)がそんなに強いなら最初っから出てきてサッサと解決しろよ

 

4、女を活躍させるためにわざわざ強調しているから、「本当に強い女」もお飾り枠扱いされてしまう

 

 

もちろん、一番まずいのは4だ。

 

無能な女を優遇することは、

有能な女も「無能な女と同じ女性枠」扱い

されるってことだからな。

 

「ポリコレ」・・・ポリティカルコレクトネス(社会的正義)という

傲慢極まりない価値観の中でも、最もヤバい部類だよね。

 

 

まっとうな女性が一番迷惑して、

無能で有害なクソビッチほど

世に出しゃばることになるから、

チャンスをもらえた無能な女も、

チャンスを奪われた有能な女も、

誰も幸せにならない。

 

実力の有無に関係なく「お飾り女性枠」、

「実力で選ばれたわけじゃない無能」

扱いしかしてもらえなくなるからだ。

 

 

 

 

 

僕はこういうのが大嫌いでね・・・

 

というか普通の感性=実力さえあれば性別や年齢や人種や国籍はどうでもいい、を持っていれば、

優遇措置ってのは最大の侮辱だと感じるはずなんですわ。

 

「あなたの実力や魅力を見込んでお願いします!」ってなら悪い気はしないけど、

「あなたが黄色人種の男性なのでお願いします!」ってなら「他の誰かに任せろや」としか感じない。

 

誰だってそーだろ? 僕だってそーだ。

 

アベンジャーズに限ったことじゃないけど、

そういう制作背景が透けて見えるようなキャスティングおよび描写・展開って、

映画マニア的には(僕は違うが)ウンチクの語り所なんだろうけど、娯楽を愛好する者としてはひたすらに邪魔だ。

 

だーーーーーーれも得しないと思うんだけどね。

 

スターウォーズもポリコレ臭くなってから評価がダダ下がってるし、

ハリウッドそのものが中国共産党マネーで汚染されちゃって、

「美女を使うな」っていうクソルールができてから、女優の皆さんとしては迷惑どころじゃないしねえ・・・

 

 

 

 

 

まあ、問題はひとつだけです。

 

「女は強い」って言われても説得力が一切ない、ってこと。

 

少なくとも僕は、平均的な男の2倍の筋力があるからな。(体力より知力のほうが相対的に優れているが、それはさておき)

 

 

 

 

 

同じ理屈で、僕は「母は強し」って言葉が大嫌いだ。

 

僕が幼くて弱くて無抵抗だった頃は、

左右の肋骨24本中22本をヘシ折るようなゴミクズだったくせに、

僕に一発だけ反撃されたら、全ての肉体的虐待と暴力が雲散霧消したからな。

 

女が正しいから従ってるんじゃない。

女に負ける理由が一切なかろうと、相手が女だからというだけで、最大限手加減してやってるだけだ。

女は愚劣だから、相手を侮辱し傷つけ迷惑をかけ続けても、実際に殴られるまで、それを理解しようとすらしない。

 

僕が生き証人だからな。肋骨24本中22本以上を母親にヘシ折られたことのある人以外の反論は認めない。

 

しかもあの母親の証言として、

「お前には言葉や文字ですら、教えたことは一度もない(お前が全て自力で勝手に吸収していたから)」

なんだから、母に対する恩義なんてものを感じたことはない。

 

自分の子供だから育てるとか、世間体があるから殺しはしないってだけで、

僕には罵倒され続け殴られた記憶しかないし、実際に、母親との関係の大半はそれで片付く。

 

そもそも、本当は弱いからこそ、いちいち強いってアピールしなきゃいけないわけだろ?

本当に強いなら、僕の体格を見てビビる連中と同じで、

アピールしなくても本能が理解するはずなんだよ。

 

「母が強い」ってなら、じゃあ父や息子は弱いのか?

 

そういう発想なんだよね。

文句ばかり垂れ流して気分次第でキーキー怒鳴る奴の、どこがどんだけ強いんだよ。

我慢はしない、負けも認めない、反省もしない、改善のための努力もしない、自分が無能で未熟だと気づきもしない。

 

そんなものの、どこがどんだけ強いんだ?

 

・・・そして最悪なことに、

僕の母親は、世間様からみれば「超高学歴の勤勉で努力家で博識で多芸な才女様」だからな。

 

あいつ、文字通りの意味で何やらせても僕に満たないけどな。

英文科卒のくせにテメェで産んだ子供から英語教わるくらいには無能。

そんな無能が、女の上位1%に入るってんだからさあ大変。

 

「母は強い」って発想は、まあ、少なくとも僕の中には存在しないね。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・どうして、正当な評価、当たり前のような現実ってものを認めないんだろうかな?

 

女だって順当に、イケメン王子様に救われて結婚する物語のほうが好きだろうによ。

 

泥も汗も埃も無縁なまま、ボッコボコにブン殴られて血と埃と汗で汚れきった男たちを尻目に、

悪役をサクッと片付けるような英雄様になりたいのかねえ・・・?

 

そういうことをするから、

たとえ本当に強くても、強いっていう評価を正当に受けることができなくなるんじゃないかなあ。

 

 

 

 

 

 

まあ、プリキュアもそういうコンセプトで作られたものだからね。

 

結局のところ、どうあがいても女は弱いから、

女だって強いんだってアピールしたくなったら、

非現実的な要素てんこ盛りにする必要がある。

 

でも、何のカタルシス(抑圧からの開放、苦戦したうえでの勝利、すれ違いからの和解と結婚、その他)もない。

 

どうせ負けないんでしょ?

どうせ苦戦したフリこそすれど、汚れるとか辛そうな顔をするとか、それだけ。

 

ドラゴンボールみたいに骨折描写があるとか、肉体が欠損するとか、そういうことは絶対にない。

血も流さない。汗もかかない。なんとなく汚れてはみるけど服装も乱れない。

 

流血させてみた? どうせ死なないだろ?

死んだとしても謎パワーによる復活前提の死であって、物理的かつ残酷な死じゃない。

 

 

 

 

 

 

女を戦いの場に出すって、要するにそういうことなんだよね・・・

 

確かにアメリカでは女性兵士が「女が危険な前線任務に就けないのは差別だ!」って訴訟して、

実際に勝訴して、危険な任務にも就けるようになったけどさ。

 

女性が前線で敵に捕まれば、レイプされるのは目に見えてるからね。

だから女性は後方支援にまわす。当たり前なことだ。

男だったらどんなブスが相手でも、敵にレイプされるとなったら黙ってはいられないからな。

 

女ひとり守れないってのは最大の屈辱であり、

だからこそ恋人や母や娘を人質にとるのは、

悪党がやることの筆頭であるわけでさ。

 

米軍は女性の志願者が増加し続け、女性比率がどんどん上がってきていて、7人に1人が女性兵士になっている。

日本の自衛隊はそんなことが一切ないけどね、なぜか。

まあ「女性に力仕事や汚れ仕事をさせるのは女性差別だ!」って、アメリカとは正反対なこと言ってるし。

 

 

 

 

 

アメリカ的には、アベンジャーズみたいなことやっても、いいのかもしらんけどね。

 

日本人にそんなもん見せられても、そんな殊勝な女も、そんな有能な女もいねーよ、ってなってしまう。

 

実力以外の理由で女を社会に出せと日夜絶叫している、

 

「本当の意味での『女の敵』」たちのせいで。

 

 

 

 

女を優遇しろと怒鳴り散らす、誰も女を優遇したくなくなる行為を、

 

なぜか日米欧でだけ延々と繰り返し、

 

共産圏(中・露・韓・北)では絶対にやらない、アカい連中のせいで。


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