僕が脳内で1万字相当の情報を作るときは、
170万字相当の情報群からざっくり切り出した30万字相当の原本をさらに大幅に削って、
だいたい6000字程度で済ませようとすれば、なんだかんだで1万字になる。
かつて一度だけ、その170万字程度を実際に全て書き出したからな・・・
脳内では一瞬で済む情報処理をあえて文字にする苦痛というものと、
自分の手先を動かすリハビリを兼ねての行為だったが、もう二度とやりたくはない。
まあそんなわけで、僕にとって長文を書くことは苦痛じゃない。
むしろどこをどれだけどう削ればいいのかを悩むほうが、何十倍も辛い。
自分専用に圧縮された思考と情報を、万人向けの形式に変換し直す作業は、それこそ地獄の責め苦にも等しい。
・・・そんな感覚を持って生まれて、今もなお抱えたままでいる僕は、
苦痛に耐えかねて、いくつもの文章を「書きかけのまま放置する」。
ここではそんな文章たちを紹介したいと思う。
書きかけのまま放置した文章量は、
アメブロ基準でいうと既に79万字相当になるんだけど、
fc2とライブドアをあわせればその10倍どころじゃなくなるから、これでもマシなほうではあるのだが。
★ここから
【賢明な女性のための「フェミニズム」の話】 この時点で9割以上の情報を削っているので、辛くて中断した。
0、はじめに
この文章は余白を多めにとる意識で書くため、いつも以上に縦長になる。
いうまでもなくこのブログはパソコンで編集しているため、
パソコンからの閲覧を推奨している。
・・・フェミニズムという概念が登場したのは、人類史においてごく最近のことである。
そのため「魔女は殺せ!」と書いてある世界で一番売れてるライトノベル(旧約聖書)に、
自称フェミニストたちが抗議しているという話を一度も聞いたことがない。
ミもフタもない結論からいえば要するに、
アタシが気に入らないからヤメロと怒鳴り散らしているだけであり、
ヒス女の更年期障害も同然なのだ。
※1 『出エジプト記』22章19節に、「魔法使いの女は、これを生かしておいてはならない」とある。
※2 マジでどうでもいいが、「男でも魔女」と呼ぶ。「魔男」という表現は存在しない。
そして何がめんどくせぇかというと、フェミニズムには大きく分けて4種類もあるのだ。
ネット上で識者ヅラして出典や年号や固有名詞を並べてる連中は、
これらの区別を意図的にぼかしつつ、フェミニズムの汚い部分には絶対に触れない。
ひとつ、本来の意味での、原始的な意味でのフェミニズム。今では消えてなくなったも同然であるが。
便宜上「Aフェミ」と呼ぶ。
ひとつ、現代社会におけるフェミニズムの原型となったもの。欧米社会におけるフェミニズムの主流派。
便宜上「Bフェミ」と呼ぶ。
ひとつ、デブ・ブス・オバサン・無能などが誰彼構わず嫉妬し続けた結果、男性を侮辱し攻撃するようになったもの。
便宜上「Cフェミ」と呼ぶ。
ひとつ、共産主義者によって乗っ取られた、反体制暴力革命テロを助長するもの。戦後日本におけるフェミニズム。
便宜上「Dフェミ」と呼ぶ。
この区別がついていない人は非常に多く、
特に日本人は、欧米を見習えというならBフェミ的な価値観を重視したうえで行動を取るべきなのに、
CフェミやDフェミばかりが蔓延しているという自覚すらない。根本的に不勉強すぎるのだ。
いうまでもなく、僕はAフェミには同意できるが、Bフェミには必ず条件をつけるし、
Cフェミなんか全てを否定するし、Dフェミなんかあっちゃいけないし、積極的に排除すべきだと思っている。
んで、それらを軽めにおさらいしよう、というのがこの記事の目的である。
1、そもそもフェミニズムって何だったのか
判明している限りでも、最も古いフェミニズムに関する記録は、せいぜい200年ほど前のものである。
現存する最古の聖書が1400年ほど昔のものなので、歴史的に見れば実はたいしたことがないのと同じである。
フランス革命と大差ない時期(直後)、日本人の感覚からいえば明治維新よりちょっと前の話となる。
そのため、人類が文明を手に入れ、科学というものを習得した前提で、フェミニズムは誕生した。
原始時代から長く続いてきた「現実」としてみる限り、
開墾や農作業や狩猟などにおける体力的な消耗は、どう言い訳をしても、女には適さないものである。
とはいえ産業革命を筆頭とした合理化の末に、人類は原始性からの脱却を実現させたわけだが・・・
フェミニズムが誕生した頃、200年ほど前の人類は、平均寿命にしてせいぜい40歳程度だった。
閉経して産めなくなるまで生きるような女は稀で、60歳まで生きているだけでも貴重な生き証人だったため、
女が産めるのは当たり前で、老人であるだけで尊重される、今とは全く異なる価値観のもとに成立しているのだ。
いうまでもなく、ここを忘れている人が非常に多い。
どんな文化的・社会的背景のもとに成立したのかは、非常に重要だ。
砂漠原産であるユダヤ・キリスト・イスラムの宗教が、ワガママばかり言う女(水の確保)に厳しいのと同じこと。
別の言い方をすれば、
かつては男でなければやっていられなかった過酷な肉体労働が、
ある程度合理化されたことにより、女でも調子に乗るだけの余裕ができ始めたから、フェミニズムが生まれたわけだ。
「煮炊き」が薪割りや火起こしから始まっていた頃の家事は文字通りの重労働であり、
かまどの前につきっきりで火加減を調節しなければならなかったが、今ではスイッチひとつで終わる。
そうやって「生活」が「体力的に楽」になるほど、フェミニズムはより凶暴で傲慢なほうに進化してきたともいえる。
そして忘れてはならないこととして、
欧米の文化は奴隷と人種差別を肯定するものだった、ということ。
肉体労働を奴隷階級に押し付けることで、哲学なり何なりという学問にうつつを抜かすことが可能になったのだ。
奴隷と人種差別を肯定し、世界中に植民地を作っていた欧米人の感覚のもとに、フェミニズムは生まれた。
つまりフェミニズムが「女性のため」という謳い文句で成立しているのが事実だとしても、
それは必ず、奴隷や異人種といった「犠牲を前提としたもの」にしかなりえない。
日本では穢多・非人という被差別層が存在したが、あれはまだ科学という概念が浸透していなかった頃に、
知的障害・先天性の奇形・外見が醜悪になる類の病気に冒された人、ないし前科者などを、
「理解不能で気持ち悪い」という正直な感情のもとに隔離しただけである。
そのため、明確な身分の差異としての差別というより、
お互いに争いを減らすための住み分け、という部分のほうが強かった。
奇形児が産まれたら産婆がその場で絞め殺していた程度には、命の価値がそもそも違った時代の話である。
連日のようにハゲ男はキモい、デブ男は論外、貧乏男は門前払い、キモオタは死ねと、
当たり前のように男性を侮辱し差別しているわけだが、そもそもヒトという動物は、差別をせずには生きられない。
むしろ女こそが、自分と異なるものを拒絶する本能や感情から逃げられずにいるのだから、
差別をやめろと怒鳴る前に、まず男を侮辱することからやめろという話である。
女こそ、男から容姿に関して「評価される」だけで文句を怒鳴り散らすのだからな。
かくしてフェミニズムというものを語るときに、
人間の汚い部分、歴史の闇、醜い本能などというものを無視することはできない。
そもそも古今東西、なぜ女をリーダーにする国が絶無であり続けたのか?
現実と結果を否定するために、過程を歪めてはいけない。
人間は理性的な存在であるはずだというのなら、
まず女こそ、男に対して品評し、容赦なく侮辱し軽蔑することからやめなければならない。
かの「卑弥呼」ですら、実際には男性であった可能性は大いにあるし、
「卑」という文字は中華思想に基づき「俺様以外は下賎な存在だ」という意識でつけられただけで、
実際は「日巫女」であったという説もあるほどだ。
仮に卑弥呼が女性であったとしても、ではなぜ後に、天皇家の男系が日本のリーダーとなったのか?
少なくとも結果として、リーダーは男がいいと思われたから、男がリーダーになった。
優秀なY染色体を保存するために、女が強い男を求めるように設計されている結果だともいえるが・・・
特に見た目の違いにより、
ハンセン病患者や黒人や先天性の奇形などが差別されてきた史実があるように、
本当に何の理由もきっかけもなく行われる差別など、この世には存在しない。
差別が行われたというからには、必ず、少なくとも感情的な理由があったはずなのだ。
現在においても、女性上司のもとで働きたくないという女性は、どこの国でも過半数を占める。
女性こそが女性の社会進出を否定し、女性の優位性を否定しているのだから、
そこには合理的、あるいは感情的な理由の、片方以上があったはずである。
なぜ、およそ例外なく、どこの国でも、女性に参政権が与えられなかったのか?
政治に関われば権謀術数に伴い殺されるリスクも増えるし、
そうでなくとも女は、男に抱かれただけで主義主張をコロコロ変える生き物だと、男たちは皆知っていたからだ。
とはいえそれは男女を逆にしても同じことで、ハニートラップに引っかかる男はいくらでもいる。
それでも男は、理想のために死ねる生き物である。
現在でもスポーツマンや研究者などの専門家が明確な晩婚傾向にあるのは、女よりも理想が大事だからである。
国民全員のための政治より、女とデートすることを優先するリーダーなんて、いてほしいのか?
多忙なあまり「精液はくれてやるから孕んだら産んで育てろ」程度の対応しかできないのは目に見えているのに、
そんな覚悟すらないまま、全国民を無視してでも構ってくれないからヤダと文句を言うのが、女の仕事だと?
フェミニズムがどんな状況で生まれたものなのか、
そもそもヒトはどんな生き物だったのか、
寿命が40年しかない人生とはどのような価値観で成立していたのか?
僕は正解を押し付けることを嫌うが、それらは無視できる情報群ではないはずだ。
餓死が当たり前のように起こり、衛生面も劣悪で、贅沢は一部の富裕層にしか許されなかった。
日本と異なり、身分としての奴隷が肯定され、侵略されるほうが悪いという価値観で暮らしていた。
そんな場所と時代にできた思想が、現代日本と同じ感覚で語られていいはずがない。
改めて問おう。フェミニズムとは、本来何のことだったのだろうね?
★ここまで
【「色気」と「フェチ」に関する科学】 僕の中ではわかりきった話をあと何度・・・という苦痛は耐えがたい。
いうまでもないが「序論の前置き」程度の情報量まで削減するだけでも、頭痛がするほどには辛い。
★ここから
ここでは老若男女を問わず、あらゆる種類の色気とフェチに関して考える。
まあ、一般的な意味での色気ってのはイロケではなくエロケって読むだろうから、
記事で用いる「たとえ話」は、特に若い女性のソレになってしまうであろうのはお許しいただきたい。
なぜなら、僕は若く美しく賢明な女性が好きな、ノンケの男だからである。
いうまでもないだろうが、
ここでは本来の意味のフェティシズムではなく、俗なほうの意味のフェティシズムを扱う。
本来の意味のほうを語ると、それはもうとんでもなく退屈になってしまうからな。
ここで論じるのは、種別を問わない色気。
つまりエロやセックスが前提であるとは限らないものである。
同様に、エロが前提であるとは限らないほうのフェチである。
性欲を無視できるとは決して言わないが、それ以外のほうが主軸である、ということだ。
まずミもフタもない結論からいうと、
色気ってのは自分から漂わせにいけるものではなく、
相手が漂ってきたなと感じ取る程度のものでしかない。
巨乳自慢(たとえば谷間の強調)に代表される「お色気アピール」に興味がない相手に、
どれだけ巨乳自慢をしても、色気はゼロだと計測されて終わるだけである。
あくまでも相手・他人・周囲が、それを色気であると認識したかどうかが全てなのだ。
ここを勘違いすると、若作りすればモテるはずだと思い込む、惨めで必死で気持ち悪いオバサンができあがる。
もちろん男女を問わず、美形であるかどうかというのも色気の重要な決定要素になるが、
しかしながら子供の健康美に妙な魅力があることは、昔から男女を問わず語られてきたことでもあるし、
老齢に達した人の見事な身のこなしや落ち着いた挙動に、謎の魅力を感じる人が大勢いるのも現実だ。
女性の長い髪が風に靡いてしまい、あわてて髪の乱れを整えるあの仕草に色気を感じる男性は少なくないし、
男性がネクタイが緩んだのを直す手つきに見入ってしまう女性が多いというのも有名な話であり、
「それ」のよさがわからない人からすれば、何だっていいのか? と思えてしまうのが不可避な話題でもある。
だがそれゆえに。
それを魅力的だと感じたからこそ、その挙動なり状況なりに色気があると言い張れる(!)わけであって、
魅力的だと感じた人がいるからこそ、色気を感じる状況・場面・仕草として語られるわけであって。
視点を変えるなら、「色気を検知・観測された側」からすれば、まったくもって知ったこっちゃないわけである。
決して美人だとはいえない、少なくともそう自覚している女性が、
よくわからないタイミングで恋人や夫から熱烈に求められるときはおおよそ、
その種の色気を「相手が観測した」、ということを意味するわけである。
女性の場合は性器が濡れるだけで済むが、男性は性器が変形・膨張してしまうので、
「どうにかしないと社会的に死ぬ」「服を着たままだと圧迫されてめちゃくちゃ痛い」という最大の違いに伴い、
その種の「ムラッとくる」ことについて、女性側にはご理解いただきたいところではあるが、それは余談だ。
つまり「お色気ムンムンのオトナのオンナ」だなんて言われても、
僕からすれば「化粧臭くて虚飾に逃げた中身のない凡百な女」にしか見えないように、
「色気を強調する」という発想の大半はただのセックスアピール、獣の誘惑行為にしかならないのだ。
ヤりたいから誘惑する、そのために谷間を強調する、というのは実に正しいのだが、
それは「色気」というよりは「エロケ」であろう?
AV女優や売春婦ではないのだから、そんなものを強調されても燃えないわけである。
というより、それは男女を逆にしても同じだろう?
オスとして優秀であるかどうかは、体格の大きさ、筋肉の発達、あるいは勃起の硬さなどでわかるのだが、
女性側からすれば、それ自体は「必要ないとは言わないが決して最重要ではない」。
わかりやすいセックスアピールは大事だが、欲しいものは別にある。そういう話である。
★ここまで
【なぜ「大阪」が嫌われるのか?】 ネット世論もたいがいに偏っていることを象徴的に示すのは、
東京一極集中という大嘘にもとづく東京叩きと大阪age維新ageである。
それを再確認しようと思ったのだが、大阪の汚物同然な側面なんて、考えるだけでも反吐が出る。
★ここから
まずは、とある超絶アホニュースをひとつ。
>大阪市のヘイトスピーチ審査会は5日、市の対処条例に基づき、インターネット掲示板への書き込みを編集した「まとめサイト」2件が在日韓国・朝鮮人へのヘイトスピーチ(憎悪表現)に当たると答申した。
>近く市が正式に認定し、プロバイダーに削除要請する。
>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000155-jij-pol
悪いものをなくそうとしてるから正しい? 違う違う。
その行為こそが、何よりも絶対にやっちゃダメなのよ。
日本は法治国家であって、
憲法>法律>条令の順に守らなきゃいけない優先順位が決まる。
んで大阪市がやっているのは「条例」だから、
「法律」と「憲法」よりも優先順位が低い。
そして日本国「憲法」には、次のような記載がある。
日本国憲法第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、
これを保障する。
検閲は、これをしてはならない。
通信の秘密は、これを侵してはならない。
簡単に言うと、手紙を勝手に覗くな、メールを盗み見するな、
情報のよしあし(善悪)を他人が勝手に決めるな、という話である。
しかし大阪市がやっているのは、この情報は俺が有害だと認定したから削除しろ、という検閲でしかない。
というか「行政が検閲をして言論を弾圧する」という、
太平洋戦争の頃に行われた行為そのまんまなのに、
なぜかいつもの「言論の自由ガー」「アベ独裁ガー」という連中が無反応な時点でお察しである。
つまり、大阪市がやっていることは、
「俺がヘイトスピーチだと認定した情報は全て消せ!」という、
ジャイアンを通り越した、ナチスと同じ独裁行為の第一歩でしかないわけだ。
しかも面白いことに、大阪市の条例が、大阪市以外の住民および日本国民に対して、
不利益をもたらし、その人権を侵すことになってしまうため、
大阪市ごときの条例が、法律や憲法よりも、なぜ優先されなければならないのか、という話である。
当たり前だけど、
魔女裁判とかユダヤ人虐殺とか人種差別とか、
検閲や言論弾圧によって実際に行われた殺人・虐殺は、人類史にはいくらでも存在している。
大阪市の連中は、現代で魔女狩りをやろうとしてるわけだ。
魔女認定ではなく、ヘイトスピーチ認定という、新たな「鉄槌」でもって。
もし本当に善意のため、
正義のためだと言い張るのなら、
まず「保育園落ちた日本死ね」と書いた、
日本人と日本の全てを侮辱した、
日本人ですらなさそうな奴を逮捕しろよ。
どっかの週4不倫セックスおばさんが逮捕されるんじゃねえの?
DNA調べたら日本人じゃないってオチがありそうな。
・・・・とまあ、大阪が腐りきっているのは、少しマトモな人なら誰でも知ってる話だから今更として。
大阪が腐りきっている理由は、簡単に言うと3つある。
ひとつは元々海の底だったという事実。
ひとつは京の都の衛星都市、水運の拠点として栄えた歴史的背景。
ひとつは商業都市として栄えた過去により、住民層が劣悪なものになった社会的必然。
順番に説明していこう。
まず、昔の大阪は海の底だった。
東京も城東地区が埋め立て地で海抜ゼロメートルだが、そういうレベルじゃない。
もともと大阪平野のほぼ全域が河内湾=海の底だったのに、首都機能を移転させろとか怒鳴ってる。
それでも、大阪城も皇居(江戸城)も、かつてはギリギリ陸地だった場所にきっちり建築されているあたり、
「地震で液状化する」ということは、昔の人も知っていたということなんだが・・・
土地も余ってないうえにほぼ全域が海の底だったのに首都機能? 名古屋じゃねえんだからさ。
かくして、首都機能を有楽町から新宿に移転させた東京の判断は正しかった。
より地盤が強固なほうに移動したのだからな。
しかし元々海の底ないし低湿地だった大阪や名古屋は、新宿や霞ヶ関よりも地盤が悪い。
その事実を叫ぶと不動産屋が発狂するため、
だーーーーーーれも言わないのだが、大阪の郷土史に詳しい人なら誰でも知ってる話だ。
そして大阪は、もはや埋め立てすることでしか、「空いてる土地」を作れない。
過密度=一極集中度であれば、大阪は東京の比ではない、全国で最も過密な地域である。
もちろん土地の空きもないから、首都機能をどこに移転させるのかという最大の問題がある。
用地取得ぶんのコストだけでも、わざわざ何かを移転させるメリットがないと考えるのが妥当だ。
だから東京は、城東地区に首都機能を移転させない。
そこが地盤の悪い、何かあったら真っ先にやばいことになる土地だとわかっているからだ。
そもそもなんで築地が魚市場なのかを考えれば、「昔の地形」がわかるはず。
またあまり知られていないことだが、
ディズニーランドで有名な現在の浦安市あたりには、今も築地で魚を扱う会社がたくさんある。
昔はあの辺まで海だったからだ。
そして東日本大震災のとき浦安あたりは、お手本のような液状化現象に見舞われた。
いいかえるなら、大阪に首都機能を移転させるとああなる、ということだ。
そもそも阪神大震災でおもいっきり都市機能を麻痺させられた記憶すらまだ残っているのに、
よくもまあ、首都圏直下型地震ガーといえたもんである。テメェが言うな、テメェが。
2018年は大雨、地震、台風が西日本を直撃したわけだが、
「どこに首都機能を移転させようが、自然災害だらけな日本では、そこが自然災害にやられたらアウトだ」という、
根本的な話を理解できるだけの材料は揃っているように思える。
★ここまで