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1163、【論より画像】くびれを知り、ダイエット商法にだまされないようにする

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まずは画像から。

 

 

 

過去記事でも説明したことだが、くびれそのものを作ることはできない

 

人体の構造上、

くびれを作るために「必要」な条件は骨盤の発達であり、痩せることではないからだ。

 

グラビアアイドルやモデルの中には、

「くびれを作る」ために肋骨を抜いている人がいたりするが、

要するにそれが答えなわけだ。

 

努力で骨を変形させることは不可能に近い。

だから肋骨を抜く。

努力して肋骨や骨盤を変形させることはできないからだ。

 

もちろん努力をすれば、皮下脂肪を任意の場所につけたり落としたりできるなら、

この世に貧乳に悩む女性などいるはずがないし、

誰だって部分痩せが実現できているはずだ。

 

同様に、たるんだ肌を元通りにすることもできなければ、シミやシワを嫌がり紫外線を避ける理由も同じ。

どうあがいても加齢で劣化する以上、努力で肌そのものをピチピチにすることはできない。

一時的にハリをよくする方法があっても、せいぜい40代までしか通用しない付け焼刃にすぎない。

 

ゆえに、人体の形状を変化させるうえで唯一努力で変形可能なのが筋肉であり、

そのための筋トレであるわけだ。

 

 

 

 

 

そもそも日本人そのものが、筋肉を正しく理解したがらない傾向にある。

 

ただ痩せているだけ、ただ皮下脂肪が少ないだけでは絶対に生じることのない陰影や凹凸こそ、

「女性らしい曲線美」を強調するものであり、

その本質は筋肉の発達でしか実現させることはできない。

 

無論それは男性の肉体であっても変わらない。

 

男女の肉体的な違いは性器、乳房、骨盤くらいなもので、

骨格や筋肉は量や太さが違うだけで、

基本となる形状そのものは同じなのだ。

 

つまり、人生を犠牲にして筋トレとダイエットを実行している女性が到達する最終形態は、こうなる。

 

 

あくまでも輪郭だけを見たとき、

「ただのデブ」と「筋肉太り」の間には、

明確な違いがあることがわかる。

 

「筋肉太り」のボディラインにはメリハリやくびれがあっても、

「ただのデブ」のボディラインにはメリハリもくびれもない。

 

つまり、メリハリを生み出すのは筋肉であって、皮下脂肪ではない。

 

最初の画像でも説明したように、

胴体のうち背骨しか通っていない場所にくびれができるのだから、

皮下脂肪を落とすことで得られる効果は、くびれの「強調」であって、くびれの「形成」ではない。

 

 

 

 

 

そして、

そもそも「ホルモンバランス的に筋肉がつきにくく落ちやすい女ごとき」がマッチョになれるわけもないのだが、

ボディラインにメリハリをつけたい場合に必要な筋肉なんか、本当にごくわずかでいいのだ。

 

 

 

左肩に注目してほしい。

肩の筋肉によって生じている凹凸を 雑 に 消してみる。

 

 

 

 

比較しやすいよう、両者を横に並べてみよう。

 

左肩修正なし                        左肩修正あり

     

 

 

これは「洋服」全般にいえることなのだが、

肩をある程度膨らませて強調することで、相対的にウエストを細く見せる効果がある。

男性のスーツ姿にキュンキュンくる女性なら、男性の肩幅や背中に憧れる女性ならわかるはず。

 

特にボディラインが出るような格好をしているときは、

肩にほんのちょっとだけ筋肉の隆起があるおかげで、

相対的に胴体や腕が細く見える効果が期待できるわけだ。

 

なに? そんなところを誰が見るんだって?

 

杉本彩や森高千里が美女のままであり続けている理由がまさにコレだからな。

口に出さないだけで、あるいはそういう部分はオードブルにすぎないというだけで、

 

 

 

 

 

大事なことは痩せていることではなく、無駄が少ないことと、引き締まっていることなのだ。

だから、ただ痩せるだけでは、絶対にこういう体型にはなれない。

 

 

しょせん女がつけられる筋肉なんて、

わざと力まなければ見た目はこんなものだし、

この体型を男性に変換するなら細マッチョ相当である。

 

一般的な女性の体脂肪率は25~30%程度あるのが普通なので、

いわゆるムキムキっぽく見える体型が体脂肪率15%以下だと考えれば、

月経が止まって生殖能力に問題が生じるレベルまでガリガリにならないと、筋肉なんかそうそう見えはしない。

 

 

 

 

 

この、ただ細いだけ若いだけに見える体型でも、

普通の女の子よりはちょっとだけ筋肉がある・・・と、おわかりだろうかね?

 

 

「しょせん女の筋肉」なんて、運動を愛好する人でもこんなもんだ。

 

つまり運動を愛好したくらいではムキムキになんかなれないし、

逆に言えば生半可な努力をしたくらいでは、

くびれの強調なんかできやしないってことだ。

 

 

 

 

 

かくして「くびれ詐欺」に騙されないようにする唯一無二の方法は。

 

 

 

 

人体の構造と筋肉を正しく知り、

女は男の2倍努力したって

1.1倍の筋肉すらつかないってことを

よく理解したうえで、

努力する男よりも必死にならないと

成果が出ないってことを覚悟したうえで、

進むか退くかを潔く決断することだ。

 

中途半端な運動は老化を軽く防止する程度の効果しかない。

それくらい、女という生き物は筋力も体力も落ちやすい

だから体力のある若いうちに産まないと、子供の夜泣きや走り回る活発さに耐えられない。

 

 

 

 

あ? 男は楽でいいな、って?

 

「男は力があるはずだ!」と無条件に決め付けられるし、期待を押し付けられるし、

別に他人の肉体的な負担を代行するために鍛えてるわけでもないのに、無償での労働を要求されるし、

体力があるくせにケチケチするなと横暴な要求と罵倒を食らうしで、楽でもなんでもねえからな?

 

語学力や体力や手先の器用さってのは、黙ってりゃ無償で提供しろと要求されるものの筆頭だからな。

 

そのうち殺意すら湧かなくなるもんよ。動物や虫ケラにも劣る汚物にしか見えなくなる。

 

 

 

 

まあ、なにはともあれ正しく知ることは大事だよ、ってね。


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