たとえば「ダシ」。
一般的に鰹だしと昆布だしの合わせだしが用いられるのは、
昆布に含まれるグルタミン酸と鰹に含まれるイノシン酸には、
うまみの相乗効果があるからだ。
イノシン酸があると、グルタミン酸を100倍ほど強く感じられるようになるんだとか。
そしてイノシン酸は肉や魚などの動物性食材に、
グルタミン酸は野菜や海藻などの植物性食材に多く含まれる傾向にあるため、
古今東西「おいしい料理」は、肉と野菜を同時に調理するものが多いわけだ。
だからダシは1種類であるよりも2種類のほうがよい。
うまみの相乗効果が期待できるからだ。
しかしキノコ類に含まれるグアニル酸では、鰹に含まれるイノシン酸のかわりはできない。
だから「豚骨だし+シイタケだし」よりも「鰹だし+昆布だし」のほうが多く用いられる。
相乗効果のあるだしを複数用いるからこそ美味しいのであって、相乗効果がなければ意味は薄い。
そしてグルタミン酸→イノシン酸→コハク酸(貝類)の順にうまみを感じるので、
「鰹+昆布+帆立」でダシをとると家庭でもうまみの相乗効果を実感しやすいものの、
コハク酸は多すぎると味がおかしくなるので、市販の「うまみ調味料」にはコハク酸主体のものが存在しない。
つまり味の使いどころが便利なのは鰹と昆布であり、
使いどころが難しいのはシイタケとホタテであり。
細かいことはどうでもいいというなら、
お前は二度と鰹と昆布の合わせだしを用いた料理を口にするな、という話であって。
所詮テメェのチンケなオツムで大事だと思い込んだかどうかが全てじゃねえか、と。
もし本当に細かいことにこだわらなくていいなら、
「世界70億人に対してテメェ一匹なんざ知ったこっちゃねえよバァーーーーーカ!」
で済むんだけどね・・・
まあ、知ったようなクチ叩くバカを黙らせるにはちょうどいいウンチクってのは、
いくつ覚えておいても損はしないもんですよ。
率直に申し上げますと、
男に向かって偉そうに説教キメる女のくせにそんなことも知らないで、よく母親ヅラできるよな。
独身未婚なうえに年下な僕よりモノ知らないクッソ情けない知性聡ずかしくないの(棒読み)