つい先ほど、トランプ政権が対中関税を10%から25%に引き上げたそうだ。
テレビや新聞だけを見ていると、
さもアメリカとトランプが「自由貿易を妨げている」かのように思えてしまうが、
実際はその逆だから恐ろしい。
ここではトランプが正義だと断言できる3つの理由を紹介しよう。
1、そもそも自由貿易を破壊したのが中国(や韓国やEU)だから
EUが保護貿易に走った経緯は中国(や韓国)とは異なるうえに込み入った話だからここでは省略するが、
そもそも中国こそが、自由貿易を国策・政策として潰してきたのが原因である。
「ダンピング」と言われてわからない人のために説明すると、
中国(や韓国)は政府が税金を注ぎ込むことで、
本来なら利益なんか絶対に出せない大赤字のまま商売を展開してきた。
※そもそも中国は市場を開放しておらず、米ドルとの為替相場を半固定化しており、自国通貨も刷り放題という卑怯者
そうなると、まともな価格で商売している人たちの品物が買ってもらえなくなるので、
赤字のまま耐えることができる大手が必ず勝つ。
ましてや通貨刷り放題な国家・政府が低価格競争に参入していいものではありえない。
無論そんな横暴の禁止は日米欧その他先進国では常識にも満たないのだが、
中国(や韓国)には、政府が税金を注ぐことで特定産業の価格破壊を行い、
他国の同業他社を排除してきたという実績が無数に存在する。
本来であればもっと早いうちから制裁されるべき悪行を10年どころか20年以上続けてきた中国だが、
日米欧の投資家たちが儲けるために「世界の工場」呼ばわりしてまで見逃されてきたのだが・・・
2、南シナ海への進出・侵略に対処しているだけだから
あげく中国は南シナ海に人工島を勝手に作り、あろうことかそこに軍事基地を勝手に作り始めた。
自国の領土でも領海でもないのに、だ。
いかに国内政治がうまくいかず、雇用問題も解決できていない不満を逸らすために、
対外軍拡・侵略路線を選ぶのが(日本以外の国々における)世界史の常識であるとはいえ、
さすがに調子に乗りすぎだということで国際世論が傾き始めた。
そんな中、ロシア様中国様と仲良しな米民主党が選挙で負け、
ありもしない疑惑で叩かれまくっていた米共和党とトランプが勝ち、
オバマが8年間放置し続けたせいで増長した中国への対処・・・という尻拭いを、今トランプが行っている。
つまりこれは、本来なら20世紀のうちに片付けるべきだった問題でしかない。
実際に国を動かすのはお金である以上、どこの国でも投資家たちには最大限配慮を続けてきたが、
一党独裁を続ける中国共産党によって南シナ海の航行の自由を奪われると、
困るのは投資家や国だけではなく、各国の庶民でしかありえない。
ゆえに、南シナ海への進出・侵略とダンピングの合わせ技で、
アメリカならずともブチキレて当然な状況を作ったのは、中国(や韓国)でしかありえない。
そうすると今度は、
上海やダウよりも日経が一番下がってるじゃないか、
日本を困らせるアメリカとトランプはクソだ、という大嘘を言い始めるバカがいるが・・・
3、「株は五月に売れ」という格言があるから
元々は欧米で生まれた格言だが、「sell in may(株は五月に売れ)」というものがある。
細かな理屈を省くと、
「夏場は長期休暇がある都合上、トレーダーも休む」という当たり前な話に基づき、
6月から9月までは「調整」に使われやすくなる傾向があり、日本にもその傾向は確かに存在する。
つまり5月に株価が下がるのは定例行事であるため、
今この瞬間の、5月の株価で一喜一憂しているほうが、
何も事情が読めていない、ということになる。
むしろこんな大イベントがあったのだから、売るならちょうどいいタイミングである。
そしてそもそも、
「いろんな人が困るから関税はヤメロ」
という主張は、
中国(や韓国)のダンピングのせいで
職を失った人たちからすれば、
俺たちが犠牲になったとき、
お前らはいつ中国(や韓国)の
ダンピングに抗議したんだ、という話にしかならない。
中国様(や韓国様)が困るのはダメでも、
日本やアメリカが困るのは構わない、
ってことか、アンタらの理屈だと。
ダンピングはしない。当たり前だ。
最終的にはゼニでの殴りあい、要するに戦争にしかなりゃしないんだから。
こうなるのをわかっていてダンピングに踏み切って、
シェアだけ奪って大国ヅラしているのが、
中国と、韓国だ。
制裁されるのは当然だし、むしろようやく始まったかという話でしかない。
この米中貿易戦争は、アメリカに100%の正義がある。
軍拡路線を見て見ぬフリをしつつ中華資本にカネ注ぎまくってたドイツおよびEU諸君は、
しょせん対岸の火事だとタカをくくっていたから、
慌ててアメリカ批判に走っているにすぎない。
一党独裁国家たる中国を図に乗らせたという意味では、まさしく欧米人が、自分のケツを拭く番なのだからな。