昨今のクソニワカ諸君はハーレムものハーレムものと軽々に連呼してくださるが、
現実のハーレムと創作上のハーレムの間には超えられない壁があるってことを理解しているんだろうか?
ちなみにエロゲーの世界ではその種の問題を解決するために「触手」という文化が存在するが・・・まあいい。
一番簡単なことを言うなら、
女には膣、口、両手で一度に4人の男を相手取れるけど、
男はチンコが一本しかないから、一度に1人の女しか相手にできないんだよな。
なに? 男も両手を使え? 現実的じゃねえわな。
というかチンコが一本しかない以上、精液をもらえる女は1人だ。
一番搾り(!)の特濃子種汁をもらえるのは誰か、という話。
だから、ハーレムものの到達点のひとつとしてありがちな、
「裸の美少女が勢ぞろいしてみんなでケツ振っておねだりするシチュエーション」ってのは、
最初に誰に入れるのかってのも大事なら、最終的に誰の中に出すのか、ってのがキモなわけだ。
なに? 平等にぶっかければいい?
そしたら最後に誰の中に入れていたのかって話になって、
その子が一番気持ちよかったということにされてしまう。
・・・・・・・・・・どうあがいても(二次元でも三次元でも)女ってのは、
過去の女や他の女よりも自分のほうが価値があると思い込みたがるから、
間違いなくそういう争いが起こるのは目に見えているわけで。
ダブルヒロインものなら、どっちのフェラでイクのか、というお決まりのシチュエーションもあるしな。
巨乳貧乳の両手に花ならまず間違いなく巨乳ちゃんのパイズリで一発、ってなるけど、
ここで貧乳側の貧乳ズリでまず一発、という作品を未だに見た記憶がない気がしないでもない。
とまあ、軽く考えるだけでも頭が痛くなるくらいには、
優柔不断なことをするにせよ、潔くびしっと決めるにせよ、
ハーレムものってのは必ず問題が生じるっていう大前提なのよね。
冷静に考えると、
笹森トモエ作品や立花オミナ作品や赤月みゅうと作品めいた絶倫マンでもない限り、
同時に3人以上の女を孕ませるって、現実的じゃないんだよな。
ましてや女側からの突き上げで、やる気は間違いなくどんどん殺がれていくわけだし。
現実的なことを言うと、
男の性欲は、危険だったり不安定だったりするほうが旺盛になるのよね。
ようは、結婚すると性欲がなくなるのは、ヤるだけなら確定入手したメスがいるから。
だからいつでも不倫する気配があるくらいな男のほうが、
あらゆる意味でエネルギッシュなまま活動し続けられるし、
女ってのはなぜか既婚者に魅力を見出したがる悪癖があるからな。
Q:なんで?
A:嫁より私のほうがカワイイでしょ理論が自然発生するらしい。そう女性がたが仰っていた。
んまぁそう・・・
ハーレムものにおいて、作中で正妻戦争の明確な結論を出さないってのは大事なことなんだよね。
他ヒロインに魅力を感じている人たちからすれば不満どころじゃないわけだし、
後から人気が出たキャラを冷遇すれば駄作扱いになっちゃうわけだし。
東を選ばなかったいちご100%とか?
ヒナギクルートを次回作で焼き直してるハヤテのごとくとか?
まあ別に具体的に何の作品だとは言いませんけど(すっとぼけ)
ちなみに僕は、普通の1on1ものの恋愛要素なら肉食系女子が嫌いじゃあないが、
3P以上になると、積極的になればなるほど好感度が下がる。
二次元でも、三次元でも。
できもしないとわかっていても、僕の根っこは病的な博愛主義者だからな。
先輩は「無駄にエロくて誘惑大好き」か「男の子だから仕方ないわよね系隠れ貞淑テクニシャン」、
後輩は「嫌よ嫌よも好きのうちな隠れ肉食系」か「おっかなびっくり引っ込み思案の耳年増系」、
みたいな明確な趣味があったりするんだが、まあ誤差みたいなもんだわさ。
たぶん僕は、脚がきれいな順か、実際に一番自分好みなテクで魅了してくれた子かで選ぶんだろうな。
そこで容赦するのはよくない。
まあそれとは別に、積極的に「よさ」を見出しては別途褒めにいくんだろうけど。
現実世界での対応がしみついてしまうと、
欲望の赴くままにファックするって発想が欠落しちゃうんだよな。
そこんところは童貞のままでいたかったと心底思う。
10歳の頃にセックスを経験してからというもの、
女に優しくなれる要素なんて一度も経験したことがねーからな。
僕みたいに、あらかじめ経験不測を補えるだけの膨大な知識と理論、
および基礎体力や運動能力が備わっていた男が、
あまりにも特殊すぎるんだろうけどさ。
たまには真面目に考えると、ハーレムものの様式美ってちゃんと理由があるんだよね、っていう。