たとえば。
なぜ女ではなく男が戦うのか?
仮に肉弾戦で女が男に勝てる道理などありはしないとしても、
現代では銃や兵器の進歩に伴い、女でも男を容易に殺すことができる。
つまりただ勝つだけなら、女でも状況を選べばいい、ということになるはずだ。
しかしそれでも今なお、危険な場所に赴くのは男の仕事になっているのが現状だ。
それでもアメリカでは軍に志願する女性が増え続けており、
いまや7人に1人くらいが女性兵士となっているものの、
日本ではいっこうに女性自衛官が増えずにいるのが現実だ。
まあ、アメリカの場合は尋問だの身体検査だのを行うときに男性兵士に任せると倫理的な問題にされてしまうから、
否応なしに女性兵士を起用せざるを得なかった、という実務上の問題がある。
ようは婦警や看護婦と同じ役割だ。むろん、あえて「看護婦」という言葉を使ったわけだが。
しかしながら日本は海に囲まれているおかげで、
いつ陸続きな隣国の連中が殺しにくるのかがわかったもんじゃない大陸国家とは異なり、
治安維持だの国防だのという感覚がえらいこと鈍っているのが現実だ。
そうなれば、女は危険で辛い仕事なんかやりたがらないし、国を守ることの大切さも理解できないし、
もちろん、国を守れることを名誉だとも考えない。
国防の重要さが理解できず、苦労から逃げたがり、国に守られていることさえも知らないから、当然といえば当然だ。
とはいえ大事な話は、そういうことじゃあ、ない。
端的に述べるなら、男はあらかじめ女の子宮に精液を注いでさえおけば、種は保存される。
その後に男が死んでも、女の胎(はら)に子は宿る。
そういう物理的構造の差異によって、男が前線に出て、女を最後まで守るという構造には、高度な合理性がある。
また女は一度の妊娠で、基本的には一人ぶんの男の遺伝情報を残すことしかできないので、
女の数を確保しておかなければ、ヒトという種は滅んでしまう。
男が1人でも残っていれば100人の女を孕ませることができるが、その逆はできない。
かくして、男が戦い、女を守るというテーマは、弱肉強食時代から続く本質であり、
この理を「あえて」突き崩そうとする人種は、例外なく異常者、さもなくば侵略者の類でしかありえない。
英雄がお姫様を救って結ばれるというストーリーは、少なくともヒト種の本質を示す類型であるといえる。
そしてここに、巨大な盲点がある。
この構造は、あくまでも女が従順であり、かつ男の種で孕むことを前提にしている。
つまり、従いもせず、ヤらせもせず、産みも育てもしない女を守るために男が死ぬべき道理は、欠片ほどもない。
そもそもヒトは有性生殖を行うのだから、オス・メス双方の生殖機能に優劣など存在するはずがない。
オスがいなければメスは孕めず、メスがいなければオスは子を残せない。
どちらか片方だけで成立する仕組みではないからこそ、男女の相互理解は欠かせない。
しかしながら先述のとおり、女が男の制止を聞かずあえて危険に走ったり、
あるいはそもそも生殖を拒んだり、産みや育てから逃げるというのであれば、
男は本来の機能を果たすことができなくなるばかりか、女のために命を賭ける理由がなくなる。
ここで、女の生き方には大きな違いが生じる。
理解したうえで従順な女を演じることの本質的なメリットを望むか、
紀元前から続くヒトの宿命と神の定めた物理的構造にケンカを売れば勝てると思い上がるか、である。
「男はヤりたいから女のために媚を売る」というよくある話は、ある意味では本質を突いている。
だが文明と社会性を手に入れたヒトにはもはや、
ただ孕め、そして産め、という動物と同じように生きることはできない。
少なくとも日本では、ただ生存するだけなら容易なものとなってしまった。
そのため、男が女の何を守ってくれているのかということを、
女が肌で感じて、理屈ではなく感情で理解するきっかけが減り続けている。
いわば、治安がよすぎるせいで危機感がなくなり、
誰が何を守ってくれているから、
自分のような弱(く愚かし)き存在の生存が許されているのかを、学習する機会がなくなってしまっている、ということ。
さらにそれを言い換えるなら、
男が高度な理性と自制心を獲得すればするほど、女は己の傲慢さが身を滅ぼすということを知ることもなくなる。
男の凶暴さ、物理的な強さ、警察を呼ぶ前に自分が殺されるかもしれない、弱肉強食の原理。
男が理性的になるほど、治安がよくなり、
治安がよくなるほど、女は男に守られているという実感を失い、
女が男に守られているという実感を失うほど、女は男に対して傲慢になる。
ヤらせもしない、産みも育てもしない、
そのような女でありたいというなら「男より弱いだけの存在」にしかなりえないので、
男にとって「自分の下位互換」を、命をかけてまで守るべき道理がない。
忘れてほしくないこととして、
少なくとも今の日本は、有権者の過半数を女性が占めている。
なぜなら、戦争世代の男性がゴッソリ抜けた影響がまだ残っているからだ。
女が自分のために産んで育ててくれるなら、そんな女のために死ぬことは当然のことでしかない。
男として正しく生きて、戦い、守り、死んだ彼らのおかげで、今の日本はババァ天国であり続けられている。
つまり、女性が社会的影響力を持つことは、理論上容易どころの話ではないのだ。
女性が本当に正しく生きて考えて判断できているなら、
女性が立候補すれば、絶対に当選するはずだからだ。
それでも、大半の女性候補は当選しない。そもそも立候補すらしない。
しかも女性有権者の票が男性候補に流れているから、女性議員はいっこうに増えない。
あまつさえ女性議員が増えたかと思いきや、
保育施設が整っていない会議場にわざわざ子供を連れてくるような、
子供を政治的主張の道具に使っている人間の屑ばかりが「保育園落ちた、日本死ね」などと怒鳴り散らしている。
果たして、守るほどの価値があるのだろうか、「それら」には。
・・・・おっと、忘れていないか?
これはただの、たとえ話のひとつにすぎない。
命を守るとか、救うとか、そういう行為全般において、
何がイヤで、何をしたくて、そのために何をしなきゃいけないのかっていう話は、
昨日今日の問題じゃないんだよな。
軍人だけじゃない。
医者も、警察も、消防も、あるいは保守点検業務も、何もかも、
数々の要望に応じてその専門性を高め、実際にあった失敗から学習することで、精度と効率を磨いてきたわけだ。
で、そういった「なぜそれがダメなのか」「なぜコレじゃなきゃまずいのか」という話は、
教育、あるいは躾、ないし訓練といった形で次に遺していくことができるわけだ。
つまり、次の世代になればなるほど、どんどん難しく、どんどん厳しくなっていかなきゃマズいわけだ。
必定、親が子供を甘やかして得することなんかないはずだし、
子がいつまでも偉大な親よりも愚劣であって許される道理なんかないはずだ。
ありとあらゆる状況において「守っているもの」は、究極的には「命」だけだ。
些細なミスで人が死ぬ医者という仕事でなくとも、
おかしな法律のせいで貧困が蔓延して餓死するような国会議員がいてもいけない。
その意思決定が、誰の命を、どんな形で守り、あるいは救っているのか?
娯楽によって笑顔が生じるのなら、
あるいは性的快楽によってストレスが減り、病気や鬱の原因が減るのなら、
積極的に人生を楽しもうとすること、そのものが悪いと言い切れるはずもない。
しかしながら酒や煙草、賭博や刺青、あるいは性病などで人生を棒に振る人はいくらでもいる。
それを未然に防ぐために学習するのであって、
学習することで「正しくないもの=命を脅かしうるもの」を理解し、
それを奨励する連中を、明確に否定し排除しなければならないのであって。
仲良しゴッコを繰り返し、何も学ばずに、ただ楽しくて気持ちいい方向にだけ生きようとするなら、
そんなアホを救うことも、守ることもできない。
自分から危険に突っ込む奴は、素人のくせに燃え盛る炎に突っ込むド素人と同じ。消防士にも守れない。
わかりますかね?
命がかかっている問題なんですよ、「それ」は。
「それ」って何のことだって?
科学でもいい、知識でもいい、意識でもいい、あるいは買い物だって、子育てだって、何だっていい。
何のために生まれて、何をして生きるのか?
僕がたまにマジメになって訴えることは、何を言いたいのかがよくわからないかもしれない。
だがそれは、誰にとっても身に覚えがある話になるようにしているからであってさ。
わかりやすく簡潔に喋るためには抽象性を増やす必要がある。
それとも、ありとあらゆる出来事について、具体的に語れば、聞くのか?
日常の全てには誰かの命がかかっているんだ、という意識が足りてない人が多過ぎやしませんかね・・・うん。
男が誰のために戦っているのかとか、
自分が誰のおかげで生存できているのかとかさ。
これ以上男をバカにし続けて、
「女の責任」から逃げ続けるのなら、
そんな女は、僕であっても救えないよ?
男をバカにしてその場の気分を満足させて、離婚をすれば済む?
女が110番押してから警察が来るまでに1分あれば、男は女を殺せるのだぜ?
なんかね、殴られずに育った女が増えたんだろうか、
「怖いもの」を知らない奴があまりにも多過ぎる。
とはいえ、「これ」は女に限ったことじゃないけどね・・・
他人を軽々に侮辱するな、最悪殺されるぞ、と。
違いを受け入れろというなら、まずお前が譲歩しろ、と。
何が言いたいかって?
まっとうな女がフェミニズムと称した共産主義に対抗しようとしなければ、
日本はどんどん、「女の敵」がのさばるクソ国家になり続けていくだけだぞ? と。
誰が女の安全を守っているのか、今一度冷静になって思い返していただきたいもんだな。
政治の話の究極において、なぜ男が戦い女を守るのかってのは、
女が男に対して、女としての責任を果たしてくれるからこそやれるんだぜ、っていう。
女が覚悟キメなきゃ、みんなお金持ってない時代なんだから、
男から女に言い寄れるわけないじゃん?
だって、何かあったらすぐセクハラ認定、即逮捕だからね。
女のほうから、どこまでOKで、どこまでNGなのかは、ちゃんと意思表示してくれないと。
んで、男に全てを任せたいなら、
脊髄反射でセクハラ連呼するクソビッチを排除してくれないと。
男から見ても下劣なクソジジイは男が叩き潰す。
そのときだけ男に協力してくれればいい。
ウソをつくな、正直であれ、そうすれば男は必ず、女に報いようとするから。
女だけが被害者になると思うことなかれ。肋骨24本中22本を母親に折られた僕が云う。
犯罪者は男ばかり? 治安を維持しているのも男ばかりだぜ、お嬢さん。
と、守る側にいる僕が云う。