最大の動機としては、食物繊維の不足しがちな現代人として、
とりあえず玄米食べておくだけでもうんちモリモリ出てくると体で理解しているので、
僕はもうかれこれ25年ほど、白米派ではなく玄米派として生きている。
・・・ひどい悪文だが、まあ、言いたいことはこの語順じゃないと伝わらないかなとは思った。
そもそも栄養価その他を考えたとき、和食のバランスは玄米が前提だからな。
誤解を避けるために、
ロハスだのマクロビオティックだのという、
頭のおかしな寝言を妄信している狂信者とは全く別の人種だ、とは添えておく。
理念そのものが正しくても、実践レベルに落とし込むには教養と手間と収入が要るっていういい見本だよね、あれらは。
このブログの読者にオーガニック詐欺に騙されていたり、
天然由来成分詐欺に騙されていたりする人はいないと思いたいところではあるが。
基本的に高校化学すらわかってない人の相手はしないぞ? 教えてくれと言われれば丁寧に教えるけど。
まあいいや。
そんな僕は絶望的な金欠から、極力手を出したくなかった白米に手を出すことにした。
Q:25年も玄米派なのに、なんで7年ぶりの白米?
A:もらったものを捨てるわけにはいかんだろう、あらゆる意味で。
・・・・・・・・うん、アレだな。
まずウンコの出方がめちゃくちゃ悪い。気持ちよくモリモリって出てくれない。
次に味も歯ごたえも舌触りも物足りない。「穀物食ってる感」がない。
あとこれは男性にしかわからないことだが、生産される精液の量が目に見えて減る。
世の女性がたは、それとなく玄米食を広めていくと、夜の旦那が元気になってくれるかもしれない。
というかうん、現実的に考えたときの玄米食の最大のメリットは、へたするとソレかもしれない。
そもそも「糠漬け(ぬか漬け)」というジャンルは、米ぬかの栄養素を野菜に取り込もうっていう発想だからな。
米ぬかは畑の肥料にも使われてきたくらいには栄養満点なんだし、
その米ぬかを落としてしまった白米は、栄養価だけを見るなら、魅力は本当に薄いわけで。
やはり玄米だ。
そう思いつつ、玄米を出荷してくれる米農家の皆さんに、あらためて感謝を。
玄米は硬くてマズいって言う人が減らないけど、
水加減間違ってるか、あの味に慣れてないかの二択だと思うよ?
あとは根本的に好き嫌いの激しい、育ちの悪さを露呈しているだけなのか。
玄米炊くときに事前に吸水させるのが面倒だってなら、
水加減を多めにして炊くだけでもだいぶごまかせるからお試しあれ。
今更ではあるが、玄米って女性に優しい食材だからね。
食物繊維とウンコもりもり出すのはお肌のコンディションに直結するし、
腹持ちがいいからダイエット向けだし、よくかんで食べる習慣も身につくし。
まあ結婚なんかとうの昔に諦めてはいるけど、
嫁さんもらうなら玄米のよさがわかる人じゃなきゃヤダってレベルかもしらん。
玄米はいいぞ。