それは「(彼には)付き合ってる人いるのかな?」である。
・・・いやだって冷静になってみ?
付き合ってる人がいるからといってスンナリ諦めるのか?
一般的な女ならおとなしく引き下がらずに、
私のほうが魅力的でしょと猛アピールしにいくだろう。
これは映画でも小説でも漫画でもゲームでも二次元でも三次元でも変わらない、
一発でいいからナカに出してくれればいい女側の都合である。
女が男の「物理的な」近くにいたがる理由も、
男がムラッときたときに一番手近にいるメスであれば種がもらえるから。
だから距離感を異様に気にする。
現代社会だと法律なりキリスト教的倫理観なりで、
ムラッときたからヤっていいだなんて道理は消滅してしまったが、
そうだと仮定すれば様々な謎が解明されるのだから、とりあえずそう仮定しておくとして。
あるいは付き合ってる人がいなかったとして、だから何なんだろう?
私生活で忙しい、趣味や部活を優先したい、理由はいくらでもあるだろう。
学者、研究者、スポーツマン、政治家、医者など高度に専門的な仕事についている男ほど晩婚傾向にあるが、
率直に申し上げて「女なんかに構ってるヒマがあったら仕事したい」んだよな。
というか性欲があるし女も欲しいけど、優先順位考えたら面倒なだけだから後回しっていう。
子供ができたのに愛してくれないとか言われても、
100000000人の代表が、1人のために仕事を後回しにして許されるとでも?
99999999人から恨まれる覚悟があるならそれでもいいけど。
その一方で「金持ちの嫁は浮気を許せないと務まらない」とはどこの国でも常識みたいなもんであり、
誰と何人子供を作ろうがきちんと責任を取って、要するに最後に自分のところへ帰ってくればいいのだ。
名実ともに正妻であり、自分のもとへ帰ってくる。それくらいじゃないとやっていられない。
まあ要するに、付き合ってる人がいないから自分にもチャンスがあるかもしれないと、そういう理屈なわけだ。
・・・いやいや、「自称平凡な容姿の女」にチャンスがあるかもって、どんだけ傲慢愚劣なんだよと。
でも確かに、本当に平均的で平凡な女であれば、そいつとはヤれないという男などそうそういない。
最大公約数程度の容姿があれば十分幸せになれるしヤってもらえるのが女の特権だ。
でも、なんで私にもチャンスがあるって思えるんだろうか?
現時点での彼からは、既に自分の存在が観測されているのに、彼は自分に興味を示していない。
いってみればその程度の興味しかないのに、異性として迫ればイケると、何を根拠に判断するんだろう?
まあ実際、たいていの男はヤれるならヤっておくだろう。
僕はそういう人種ではないが、世間一般的にはそんなもんである。
しかしもし、
女から見た男はそういう動物であると確信したうえで決定しているなら、
付き合っている人がいようが、いまいが、アタックするんだろ?
正しく言うと、
少し思わせぶりなことをしたくらいで男が好意を察して都合よく迫ってくれて、
面倒なことは全部片付けて責任も取ってくれるという前提で、男からは堂々たる愛の告白とお待ちかねの種を・・・
女からは好きだとさえ伝えず思わせぶりなことしかせずに、
好きだから何なんだよと、付き合ってるから何なんだよと、
要するにヤりたい、ヤられたい、チンポと種が欲しいとは自分から決して言い出さないのに、
男は全てを察して女が濡れてるときに勃起させて射精しろと、要するにそう言いたいわけだろう?
付き合ってる人がいようが、いまいが、女は性欲原理に動かされて言い寄りにいくんだから、
付き合ってる人がいるかいないかなんて、この世の何よりも無意味なことだろ?
むしろ常時チンポとザーメンの行き先が気になってるだけなんだから、
そんなことを気にする理由って、いったい何なんだ?
・・・と、小学生から中学生にかけて、奥様がたの性的なオモチャだったからこそ、僕は疑問に思うんだ。
お前らはそんなもん気にするほど上品な動物じゃあ、ねえだろう。