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1312、「酒」にまつわる、心底どうでもいいこと

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なぜ酒を飲むのか?

 

生理的には血流をよくして物理的に体温を上げる効果を期待するもので、

感覚的には酩酊感が欲しいから、ということになるのだろうが・・・

 

本当に困ったときだけ酩酊感が欲しい、だから飲む、というならまだしも、

酒が食品ないし飲料としてどういうものなのかなんて、

一度や二度飲めば、舌がバカでなければわかるんだよな。

 

それでもあえて繰り返し飲みたいと思う理由は、

酒を飲むという行為そのものに、

無駄な憧憬をゴリゴリゴリっと押し付け続けているから、としかいえない。

 

体温を上げたいなら運動かセック・・・でもすればいいのだし、

血流をよくしたいならスポーツジムで汗を流したほうがずっと効率的だ。

 

現実逃避をしたいなら大好きな趣味に没頭すればいい・・・のだが、

現実は容赦なく押し寄せてくるから、なかなかそうもいかない。

そうなると、麻薬のような酩酊感をくれるもののうち合法なもの、すなわち酒。

 

 

 

「呑む」という漢字は概念に対して用いられるもので、

「要求を呑む」というかたちで用いるべきものなんだけど・・・

 

オサレたアホどもがカッコつけて「呑む」と表現しているだけなのだろうと思っていたが、

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく稀に、

「なるほど、確かに"呑む"と表記すべきかもしれない」と思わないでもない。

 

 

 

 

なぜかって? まあ、心が弱っているから、でしかない。

面倒臭いと表現すべき、しかし実際には辛く苦しいことがあったとしても、

女に当り散らすのも悪くないんだが、良識が残っているなら、暴飲暴食に逃げたいと思うわけでさ。

 

度数の高い酒では酔えないけど、度数にして半分程度しかない安酒や発泡酒でなら「悪酔い」できる。

ネットで一時期大流行したアルコールのミームそのものだなと思いつつも、

安酒がなくならない理由を、たまに体で理解してしまえると、まあ、な。

 

いかに理性を磨こうが、所詮はケダモノでしかない。

もらい物をダメにするわけにもいかないからと安酒を飲むわけだが、

確かに嫌になるし、死にたくもなるけどさ。

 

 

 

 

 

 

母に、あるいは最も身近な異性に、優しく抱きしめられたことなんか一度もないはずなのに、

「人肌」という「物質」が恋しくなるのは、な。

 

どうしようもない。かといってその重責を押し付けて許されるだけの収入が、僕にはない。

 

こういうときはただ、抱きしめたいとか、抱きしめられたいとか、

そういう、ごくごく原始的な欲求だけが表に出てくる。

 

アルコールに関連した脳のアヘっぷりは、実際に体験するほうが明確だな。

 

つくづく、科学にしろ感情にしろ、先人たちの遺した知識や理論や処世訓の重さは伊達じゃないなと思い知る。


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