なんか知らんが有識者とは名ばかりなカカシ諸君が、
「男性も育児休暇の取得を義務づけるべきだ!」
「若い男女の大半が、男性の育児休暇取得を望んでいる!」
とか、ちょっと考えれば大嘘だとわかる寝言を喧伝してらっしゃいますけど・・・
男性に5日の育児休暇取得を義務づけるくらいなら、
働く男性のボーナスに3か月ぶん上乗せするか、
基本給を20%上乗せしてくれたほうが嬉しいんじゃないですかねえ・・・?
だって男性が十分な収入を持っていたら、専業主婦や寿退社や産休だって怖くないわけでしょ?
そうすれば女性はベビーシッターや保育施設に育児を任せて働いてもいいし、専業主婦で育児に専念してもいい。
もちろん夫婦仲がよいこと、浮気その他をしないこと、離婚なんか絶対にありえないことなどは大前提だけどさ。
男女ないし夫婦に一番必要なのは休暇制度じゃなくて、
「妊娠出産育児で戦線離脱しなくてもいい可能性」を選べるだけの十分な世帯収入、
ようするに、専業か兼業かを金銭的な問題で消極的に決定しなくて済む男性側の収入なわけでしょ?
たくさん働けばたくさん給料が出るなら頑張れるけど、
2倍働いても給料が据え置きだから、みんなやる気が出ないし、休暇制度を活用しようとも思えない。
お金がないから趣味も娯楽も旅行も何もなくなるわけで、
個人消費の冷え込みという形ですでに証明されているわけで。
昔っから「余暇は、それを使う者にだけ与えられる」などと申しますが、
お金がなけりゃ、休日なんか何もすることがない。
ましてや、男性ないし父親ないし夫が、たかが5日の育児負担をしたくらいで、
女性ないし母親ないし妻が、本当に喜ぶとでも思ってるんですかね・・・?
本当に必要なのは男女を問わず、
どうしても子供の相手をしなきゃいけないときに
育児を理由に早退・欠勤しても当然だからと許される土壌であって、
欲しくもないのに取らされる休暇や、それを口実に給料を削られる可能性じゃないでしょ?
自分らはカネ持ってて社会的信頼もあって、とりあえず雇用の不安もないからって、
今お金があって安定している人たちまでもが不安や不満を抱いていないとか、
よくもまあ軽々に断言できちゃうもんですねえ・・・
高卒に満たないオツムで大卒有識者やってんだから、そりゃ日本もダメになりますわ。
ねえ、女性の皆さん。
本当に欲しいのって、彼氏の休暇じゃなくて、色んな可能性を余裕をもちつつ選べるだけの十分なお金だよね?
どうせ繁忙期に休暇なんか取れないし、インフラ系の人は正月でも深夜でも休めないわけだし。
プレミアムフライデー(笑)ってどこいったんですかね?
お金さえあれば専業主婦もやれるし、
夫がようやく取れた休暇にだって、
自分が職場をクビになっても家計は大丈夫だからと正々堂々有給取って予定を合わせにいけますけど、
お金がないから、休暇があってもどうにもできない。
仕事を失うわけにはいかないから。
そうは思いませんかね・・・?
それこそ「主夫」の可能性も考えれば、
片方が「専業シュフ」をやっても家計が十分に回りさえすれば、
いつだって兼業になっていいわけですし、
片方が急に辞職して子育てに専念するようになっても、
なーーーーーーーんの問題ないわけですし。
十分なお金さえあれば専業主婦をやりたい、やらせてあげたい、やるべきだ、やったほうがいい、
そういう論調をどうして持ち出さないんでしょうかね?
まあ、もちろん上級国民様がたの意向なんかバレバレなんですけどね・・・
このブログでも過去に何度も書いてるし。