「陸地以外は全部海」っていうデザインのものが多いよね。
だいたいの架空地図は陸地のデザインだけ考えてるから、
「海のほうが少ない世界」ってのがあまりない。
あと内海とか巨大な湖とかってものがない場合も多い。
山岳地帯はだいたいあるけど、大森林とか永久凍土とかって設定は少なくて、
でも雪原と砂漠はだいたいある。川、特に大河が描かれているものも少ない。
これは間違いなくドラゴンクエストやファイナルファンタジーの影響・・・もあるだろうが、
日本が島国であるという事実が一番大きいんじゃないかな。
海が少ないどころか内海と湖しかないような世界を想像できなくなっちゃうのは。
それと、海岸線がギザギザしてるよね。
九十九里みたいにツルンとした長い砂浜海岸っぽい地形がほとんどない。
離島・小島・列島・半島はたくさんあるけど、変化をつけたほうが地図っぽい、という風潮を感じる。
大昔の自然災害や火山活動、大陸移動なんかを意識してるかどうかも結構出るよね。
何かの物語を作るために創造された地形ってのもわかりやすい。
無駄に細長いとか、無駄に整ってるとか。
巨大な島・大陸の中央にバカ高い山がある、富士山をそのまま島にしたような感じの地形もけっこうあるよね。
外国人というか北米人が作ってる架空地図だと、
南北アメリカ大陸的な、細くつながっている大陸が結構あったりするのも面白い。
肥沃な土地と貧しい土地がキレイに分割されているケースもよくあるよね。
でも砂漠といえば砂地だらけで、岩だらけな砂漠ってのを描いてる人はほとんどいない。
総じて鉱物資源は鉱山から出るもので、露天掘りしてるってケースも見かけない。
あと、畑はあっても水田は描かれない傾向にあるよね。
どうしても異国=海外=小麦食ってる連中=冷涼で自然災害が少ない、ってイメージになるせいだろうけど。
・・・地図だけ作って満足する人ってあんまりいないからね。
何かの設定を活かすために、あとから地形を改変するってパターンのほうが多い。
気がしなくもない。だからどうしたっていう、それだけの無駄情報。
他にもたくさん言いたいことはあるんだけど、列挙してくとキリがないからね。
Q:なんでそんな話を?
A:普通の人が学校で勉強してる間、あるいは寝てる間、することがなかった僕は、だいたいの一人遊びの経験がね・・・